吸い玉屋加古川本店

079-426-1060
施療時間:AM10:00〜PM5:00(最終受付PM4:00)

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世界中で疲れる吸い玉

病気の原因はプロアスリートの吸い玉汚れた血液にあり

肌にガラス製のカップを吸着させる治療法『吸い玉』は伝統の東洋医学の治療法だと思われがちですが、実はヨーロッパでも古くから用いられている伝統的な療法です。
近年では電動式の吸い玉治療機器が発売されるようになり、家庭療法にとどまらず鍼灸やマッサージの施療院でも使用されるようになっています。
日本でも医療機器の認可を取得した機器が登場し、整形外科や一般病院、福祉施設での活用もされています。

吸い玉、真空浄血療法、カッピング、バッカン、ブーブー・・・

吸い玉療法とは、皮膚にカップを吸いつけて皮膚表面を陰圧にすることによって、血流を良くする刺激療法・浄血療法のひとつとされています。
血流を良くすることで隅々の細胞まで栄養や酸素を供給し、溜まっている老廃物を回収することで疲労を取り除き、体をラクにする治療法です。
皮膚にカップを吸いつけつ治療法は一般的には吸い玉療法や吸角療法、あるいはカッピング療法と呼ばれています。
日本では真空浄血療法とも呼ばれ、中国ではバッカン、古くから吸い玉治療が盛んな沖縄では『ブーブー』と呼ばれて親しまれています。

吸い玉は歴史のある治療法

病気の原因はプロアスリートの吸い玉汚れた血液にあり古代からの吸い玉療法

吸い玉療法の歴史は大変古いものです。 中国では紀元前から使われ、現在でもバッカン療法と呼ばれ親しまれています。
ギリシャの国立考古博物館には、紀元前5世紀頃の吸い玉(青銅製)が展示されています。
その他、古代エジプトでも用いられていました。 吸い玉を医師の紋章とする習慣もみられ、これは紀元前のバビロニアから中世ヨーロッパにまで広がっていたようです。
まさに伝統医学の王様といってもよい治療法なのです。
日本では「日本書紀」の記述や、日本最古の医書「医心方」にも「スイフクベ」と紹介されています。
江戸時代までは盛んに使われていましたが、明治時代以降の医療はご存知のように完全な西洋医学一辺倒となってしまいましたので、吸い玉療法は医療の表舞台からは姿を消して民間に伝わる医療として伝えられてきました。
しかし、吸い玉療法が現代までの長い歴史のなかで、忘れ去られずに受け継がれてきたという事実は、それだけの効果や実績を上げてきてことによる結果だと思います。

 現在ではどうかといますと、お隣の韓国、台湾、中国はもとより、カンボジア、ベトナムといった東南アジア諸国、ロシア、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、ギリシャなどのヨーロッパ諸国、ブラジル、アルゼンチンなどの中南米諸国でも愛用されています。 

スポーツ大会でも選手が吸い玉治療をした丸いしるしをつけていたり、映画の場面の中でも吸い玉療法を行なっているのを見ることがあります。
オリンピックでもメダリストがカッピングのあとを付けたまま優勝し、話題にもなりました。